第2回繋ぐ塾 ディスカッション
2024年9月22日(日)9:00am〜10:30am @SELC Language College
日本人として議論すべきテーマ【令和の米騒動】異常気象や海外産米の輸入、減反政策など様々な要因が重なり、日本産米の供給や価格に影響を与え、消費者や農家に混乱をもたらしました。その結果、日本国内の食料自給への関心が再燃し、食の安全保障も改めて注目されています。
今回はあらかじめ用意した資料を読んでいただき、自分でもリサーチをしていただいた上で、「米騒動に対してどう感じたか」「何が問題なのか」「どんな解決策があるのか」など自分の考えをまとめて来ていただくようお願いしました。
当日はなんと!参加者10名、オーガナイザー5名、ゲスト1名 計16名の方が来てくださいました。ありがとうございます!
ゲストには日本カナダ商工会議所のメンバーである宮鍋さんにもお越しいただき、「金融業界から考察する米騒動」についてお話ししていただき、また繋ぐ塾 主催メンバーのかずまさんには、日本で教員の経験があることから「教育業界から見る米騒動の見解」を語っていただきました。
繋ぐ塾に参加された方の中には、米騒動を経て農家からお米を直接購入するようにしたという方もいた一方で、米騒動・日本の自給率等に関してそれほど関心を持っていなかった方もいらっしゃいました。これが世の中の一般的な見方であり、普段の生活の中で話題にも上がらないのが日本の現状だと思います。
このディスカッションをきっかけに、社会問題に対して当事者意識を持ち、自ら調べ、考えを深める姿勢を身につける第一歩になっていれば嬉しく思います。そして繋ぐ塾では、参加者が様々な考えを自信を持って発信できる場所を提供できるように努めます!
ディスカッションで頭を使った後には、繋ぐ塾恒例の手作りおにぎりを食べながら、参加者の皆さんと交流会を行いました。
これからも皆さまとのご縁を大切にしながら、『人と人をつなぎ、グローバルな人材へ』というミッションのもと、繋ぐ塾の活動をさらに広げてまいります。
次回の告知
バンクーバーの近郊にある港町 スティーブストンで「日系移民の歴史を辿るウォーキングツアー」を開催します!この港町は、初期の日系移民たちが困難に立ち向かい、その基盤を築いた場所です。日本ではあまり知られていない彼らの歩みを、長年ツアーガイドを務めた美和がご紹介いたします。
ご参加希望の方は、お手数ですが、下記のフォーマットから入力をお願いいたします!
https://forms.gle/sy6iwjaw4nywVNiPA
繋ぐ塾とは
日本カナダ商工会議所では、2024年9月から毎月2回、バンクーバーのガスタウンにあるSELC Language Collegeで開催しています。決められたお題をもとに参加者が主体となって意見交換を行う場です。グローバル人材を育成するために、私たちは参加者の方達に相手を理解・尊重しつつ、日本語や英語で自分の意見を主張できるようになってもらう事を目的としています。