2024年12月1日(日)に開催された、学生団体HINATAによる【文化祭BUNKASAI】をサポートさせていただきました。

HINATAの2024年リーダーである木村瀀太さんから「カナダに住む人々に日本の魅力を楽しく伝えたい!」「日本人が異国の地でアウトプットできる場を作りたい!」という熱い想いで企画を持ち込んできてくれました。

ワーキングホリデーでカナダ・バンクーバーにやってきた瀀太さんは、私たちが運営する【繋ぐ塾】にも参加してくれた心強いメンバーの一人です。異国の地で、日本人が何かを創造したり、新しいことに挑戦する難しさを自身の経験から実感し、その課題に取り組むための施策として【文化祭BUNKASAI】を企画してくれました。チームづくりから出展内容の調整、広報、収支計画や管理まで、多岐にわたる業務を担当し、イベントを形にしてくれました。

当日はなんと!HINATAのメンバーの皆さん個人が集客を頑張った結果、50名の方が足を運んでくれました。

イベント

当日のイベントにはブースが4つあり、盛り上げるためのゲリライベントもいくつか用意されていました。HINATAのメンバーの皆さんが当日まで試行錯誤を重ねて作り上げたブースでは、参加者の皆さんがさまざまな角度から日本文化を学び、楽しんでいました。

習字

習字の書き方を学びながら、自分の好きな言葉や漢字を書ける体験ブース!

日本の昔ながらの遊び

折り紙、だるま落とし、お手玉、福笑い、箸ゲームなど、日本ならではの手遊びを楽しめる体験ブース!

どのアクティビティも参加者にとっては新鮮で、初めての体験ばかりだったようです。「楽しく日本文化を学べる!」と大好評でした。こうした日本の伝統的な遊びに触れる機会は大人になるにつれて少なくなってしまいますが、日本文化を海外の方に伝える素晴らしいきっかけにもなりますね。

言語交換

簡単な日本語が学べるブース!

参加者の皆さんは、このブースで学んだ後、イベント内で覚えた言葉を一生懸命使おうとしていました。日本人として、日本語を頑張って覚え、実際に使おうとしてくれる姿を見るのはとても嬉しいものです。HINATAのメンバーも熱心に教えていて、その姿がとても印象的でした。言葉を通じて心が通い合う瞬間は、本当に素敵ですね。

ポップカルチャー(Nintendo Switchでゲーム大会)

日本のポップカルチャーの一つである、ゲームが体験できるブース!

日本のゲームは世界中で高く評価され、多くの人々に愛されています。話す言語が違っても、ゲームがあれば自然と仲良くなれるもの。遊びを通じて生まれる一体感や興奮は、国境を越えて人と人をつなげてくれますね。

ゲリラショー

習字ショー

習字が得意なメンバーが習字と文字を使った絵を披露してくれました。

日本語かるた大会

日本人にとっては馴染みのあるひらがなも、海外の方にとっては難しいもの。そこで、弊社が作成したオリジナル日本語かるたを使い、絵を交えながら楽しく学べるゲームを行いました。

Nintendo Switch マリオカート大会

一回戦から決勝戦まで白熱した戦いが繰り広げられていました!皆さんの笑顔が良いですね。

(左)木村瀀太さんと(右)マリオカート大会のトーナメントで優勝した参加者

最後に

この素晴らしいイベントを共に作り上げる機会をいただき、大変光栄でした。私たちは、困ったときの相談やアイデアの壁打ち、イベント当日の盛り上げ役としてサポートさせていただきましたが、企画・集客・運営のすべては、瀀太さんを筆頭にHINATAチームが一丸となって取り組み、限られた予算の中、やり遂げてくれました。HINATAの皆さんの今後のさらなる挑戦も、引き続き応援しています!

そして最近、日本からワーキングホリデーや学生として来ている方々とお話しする機会が増えました。その中で、多くの方が「挑戦できる場を見つけること」「新しい環境を切り拓くこと」の難しさに悩んでいると感じています。もちろん、ゼロから道を切り開くことが得意な方もいますが、大半の人にとっては簡単なことではありません。

ただ、一度挑戦してしまえば、まるでエンジンがかかったように、自分のやるべきことが明確になり、自然と前に進めるようになるものです。しかし、異国の地であることが、その最初の一歩を踏み出すハードルをさらに高くしているのではないかと思います。

だからこそ、私たちは「やりたい!挑戦したい!」という若い方々の自主性や積極性を大切にし、その一歩を踏み出せるようにこれからもサポートしていきたいと考えています。新しい環境での挑戦は不安もありますが、それ以上に可能性に満ちています。私たちは、皆さんが自信を持って自分の道を切り拓いていけるよう、一緒に考え、共に歩んでいきます。

(左)弊社代表 鈴木美和と(右)弊社マーケティング担当 榎本彩乃
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